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CCTG
三田 佳瑞美
2006年10月開始
2006年10月から、CCTGの国際ボランティアプログラムのトレーニングを受けています。
私は大学卒業後、大学院留学をするつもりで準備を進めていました。以前から、国際的な問題や発展途上国の抱える問題などに関心があり、将来的にそういったことに関われる仕事をしたいと考えてきました。大学では、社会学を専攻し学問的にアプローチをしつつ、長期休暇を利用してネパールやバングラデシュなどの開発途上国でボランティア活動に携わって来ました。それらの活動を通して、こういった分野では高度な英語力や国際的な視野が必要だと感じたことと、何か専門を一つ身につけたいと考えた事から、大学院留学が選択肢となりました。
出願準備を進める一方で、何か別の可能性もあるかもしれないと思いインターネットでランダムに検索をしている途中でこのCCTGのウェブサイトを見つけ、すぐに興味を持ち問い合わせをしました。
突然現れた14ヶ月のプログラムと、長い期間進めてきた大学院留学との間で随分迷いましたが、色々な経験をしてから勉強をした方がより建設的ではないかと考え、とにかくこのプログラムに参加して様々なことに挑戦しようと決めました。
こちらに来てから約一ヶ月が経ちましたが、とにかく毎日が挑戦の日々です。ここまで濃い時間はなかなか他では経験できないのではないかと思います。様々な国からの参加者と24時間共同生活。CCTGは年齢とやる気の他に参加への特別な条件は求めていないので、色々な国から色々なタイプの人間が集まっています。年齢層にも幅があります。文化的な違いや言葉の壁で悩むこともありますが、全ては自分を成長させるチャンスと考えることで、ポジティブに楽しんでいます。
勉強面では既にHIV/AIDSやアフリカの歴史などを学び、その他にも日々様々なトピックについてプレゼンテーションやディスカッションなどをしています。DMMという個人勉強では、自分でトピックを考え研究を進めています。言葉の面でついて行けないことも多々ありますが、ハードに課題をこなすことで進歩を実感できるのでやりがいがあります。
つい先週までは3週間のファンドレイジングの旅に出ていました。路上での募金活動や、店舗をターゲットにしたサイトファインディング。CCTGから出て、人々に自分たちの活動やアフリカの現状を訴えかける活動は色々な意味で手ごたえがあり、体力的にはハードな毎日でしたが、とても充実した時間であったことは確かです。様々なタイプの人間が集まっている中、チームとして活動するということは簡単ではありませんが、同じ目標に向かって進んでいるチームメイトと日に日に距離が近づいていく実感のある毎日はとても刺激的で、達成感のあるものでした。
参加を考えている皆様へ
CCTGは自分自身を成長させるのに絶好な場所だと思います。私はまだトレーニングを始めたばかりですが、壁にぶつかりそしてそれをどうにかして乗り越える毎日です。その一方で色々な国から来ている参加者と友達になって一緒に生活するのは、とにかく楽しくてここに来てよかったなぁと感じています。
興味があればいつでもお問い合わせください。
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