開始時期: (2007年より毎年)
2月・5月・8月・11月の第一金曜日から 参加にあたって
18歳以上であり、やる気と熱意があり、プログラムの方針を理解していただければ参加に関して特別な資格や経験は必要ありません。ただしプログラム内容は非常に多岐にわたるため、努力も求められます。参加者の平均年齢は25歳ですが、過去の参加例を見ると18〜70歳と年齢層は幅広くなっています。また北米・南米・アジア・ヨーロッパからと多国籍な参加者が集まります。共通言語は英語ですが、はじめての方でも生活するうちに習得可能です。特に語学力に関する条件はありません。また派遣先によってはポルトガル語(モザンビーク)・スペイン語も学習します。
参加者の国籍例: 米国・カナダ・メキシコ・ブラジル・ニュージーランド・日本・韓国・タイ・イギリス・ドイツなど
プログラムで得られる経験
1. 1期でのインターナショナルスクール的な環境で集団生活することで、語学力はもとより国際感覚や異文化理解が深まる。異なる年齢やバックグラウンドを持つ仲間と共に活動することでコミュニケーション力の幅が広がる。
2. プログラムを通じてNPO・NGOのマネジメントや理論が学べる。とりわけ資金調達や広報などの技術が身につく。
3. アフリカでのプロジェクトは、地域密着型の草の根協力を行っており、コミニュティと共に働くことができる。また国際NGOの一員として他のスタッフ・ボランティアと働くことのできる環境は、国際協力の実務経験を得ることができる。
4. 将来、国際協力分野(国連・青年海外協力隊・NGOなど)での活動を希望する方にとって必要不可欠な経験となる。
活動可能なプロジェクト
TCE(Total Control of the Epidemic)−HIV/AIDS予防活動、孤児・ストリートチルドレンの社会福祉活動、幼児教育プログラム、職業訓練学校・教員養成学校での教育活動、環境保護活動、チャイルドエイド
下記にアフリカでのプロジェクトそして国際ボランティアの活動の一例を紹介します。
1期のトレーニング中に派遣国・プロジェクトを希望により選択できます。
モザンビーク
1. チルドレンズタウン: Maputo, Mozambique
子供約200人のための寄宿学校および昼間学校。授業は多彩なカリキュラムによって行われています。
国際ボランティアの活動内容はスポーツの指導・保健室の運営・パートナーシップ作り(プロジェクト運営の資金調達)・台所の衛生管理・週末イベントの企画・エイズ教育プログラム・その他。
2. 職業訓練学校: Maputo, Mozambique
寄宿学校(14歳〜28歳)。
国際ボランティアの活動内容は、英語教育・生徒の健康管理・エイズの教育活動・イベントの企画・その他。
3. HOPE: Maputo, Mozambique
HOPEとはエイズ予防・教育活動を目的とした地域プログラムです。HOPEセンターにおいては多くのボランティアと共に地域におけるエイズの統計調査・青少年や女性への性教育活動・エイズテストをより多くの人に受けてもらうための広報活動・エイズ患者のサポート・パートナーシップ作り。
現地の人々と共に HOPEでの活動
ザンビア
1.チャイルドエイド: Ndola, Zambia 環境保護・農村開発
チャイルドエイドは地域ベースのプロジェクトで下記の概要になります。
1. 家庭の生計向上
2. 保健・公衆衛生(HOPEと提携)
3. 幼稚園の運営
4. 社会的、経済的、文化的に優れた子供の育成
5. 孤児の支援
6. 教育
7. 基本的生活の向上
8. 環境保護
TCE(モザンビーク・ナミビア・マラウイ・南アフリカ)
1. TCE: Total Control of the Epidemic エイズ調査・予防活動
地域を10万人の区域に分け一人あたり2,000人の住民を担当します。各地域で3年契約のフィールドオフィサーを雇い、3年間で地域内すべての人に情報を提供し、共に学びそしてその知識を広げていくボランティアを募集し、エイズウイルス感染者のためのスポーククラブや生産者クラブ、婦人の会を開催しています。
国際ボランティアの活動内容は地域住民のフィールドオフィサーの育成・問題解決の相談役、指導・エイズ状況調査(実際にコミュニティーに行き、現地住民を尋ね現状調査)・イベントの企画・エイズ状況統計管理・その他。
エイズ撲滅のキャンペーン
国際ボランティアによる現地スタッフへの講義
ニカラグア(中米)
ニカラグアではマイクロクレジットといった小規模金融による地域住民の生計向上、小学校などでの環境教育また青少年グループの育成などが行われています。
現在、ニカラグアへは国際ボランティアを派遣していません。
1. マイクロクレジット
2. 環境教育
3. 青少年活動
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